約3ヶ月ぶりに映画館へ行ったお話。
緊急事態宣言解除を経て、映画館も続々と再開が決まりました。私の自宅近くの映画館「イオンシネマ熊谷」も早々と再開が決まり、5月30日の再開2日目の映画館に参上してまいりました。
コロナが騒ぎになる前はほぼ毎週映画館に行っていた私。今回の映画館は約3ヶ月ぶりでした。。
まず観に行く映画についてですが、今劇場は新作公開が難しい状況となっており。「名作」+「休止前に公開されていた新作」というプログラムとなっていることが多いです。今回参上する「イオンシネマ熊谷」もご多分に漏れずだったのですが、その中で選んだ作品は「劇場版SHIROBAKO」です。色々考えましたが「作品を作ることの情熱」を描く作品が、この状況下で観る作品にピッタリかな、という想いの中でこの作品を選びました。
劇場に行ったときにまず思ったのは駐車場のがら空き具合です。田舎の映画館なんで空いてるのはいつもなんですが、普段と比べてもあまりにも車が無さすぎました。日常まではまだ遠い、、その想いを強くしました。
↑いつもは半分くらいは車があるんですが。。
イオンシネマは今回の再開に当たって、かなりの感染症対策を施しています。
https://www.aeoncinema.com/ ←イオンシネマHP
↑入口前でもしっかり周知しておりました。
まず映画館に入ると検温を行っております。検温って地味にドキドキします。サーモグラフィの前に立って、、、
「35.7℃」
無事クリアです(笑)
劇場待合室内もほとんどガラガラです。店員さんの方が人が多いくらいです。店員さんも全員フェースガードを着用してて、完全防御ですね。チケットを購入しまして、今回はポップコーンを購入しました。
ポップコーンなどは買うことが少ないのですが、映画館にお金を落とすためには飲食が一番だと思っているので、映画館に感謝を込めて購入いたしました。
ポップコーンには透明な手袋が付いておりました。。衛生的に有難い試みですね。
スクリーン内も今回ばっかしは貸し切りかな、と思ったのですが、もう一人いらっしゃいました。それでも隣の席は一つ空けて席をとっているので、衛生的にも心配はないかな、と思いました。
幕間映像も休止前に無かった衛生面に関する映像が増えていて、何だか真新しい映画体験の始まりを実感します。。
そして今まで何も考えていなかった「映画泥棒」の映像。何となく泣けましたね。
そんな中で観た「劇場版SHIROBAKO」。詳しくはまた後で。。でも大事な作品になったことは間違いないですね。。
個人的にまだまだ「日常」までは遠いことを実感させられました。まだまだ感染者が増えていっているニュースも目にします。それでも、、映画ファンとして、映画館をやってくれる方々に感謝をしつつ、映画館に行きたいと思います。少なくとも映画館は衛生的に素晴らしい体制を整えてくれると思いました。
映画館再開とファンの立場
先日、緊急事態宣言解除となり、遂に映画館も再開の場所が出てきました。。私の地元の映画館もどうやら再開なようです。
https://news.livedoor.com/article/detail/18323399/
↑イオンシネマ、29日から埼玉・千葉・神奈川など21劇場の営業再開!
映画ファンとして個人的にこれは喜ばしいことなのですが。。。
周辺からはクラスターの発生可能性など、様々なご意見があることでしょう。。
個人的にも恐怖感が無いと言ったら、嘘になるんですよね。。。
それでも、、、映画ファンとして、、今の映画館を救い、未来の映画業界の繁栄に繋げるため、、、映画館に行きたいと思います!!
こんなに映画館に行けなかった期間が長いのは初めてなので、どんな感動が待っているのだろう。。。
今後は映画館での鑑賞の感想も増えていくと思います!
「DASADA」Blu-ray BOX購入しました。
日向坂46主演のDASADA。先日Blu-rayが発売しました。リアルタイムでハマった私はもちろん購入しました!
DASADAの魅力はなんと言ってもあの夏でしか描けなかった日向坂メンバーの「輝き」です。私の思うアイドル映画(ドラマ)の一番大事なことの一つにアイドルたちのその時でしか描けない「輝き」を描くことがあります。その点、今回のDASADAは素晴らしい作品だったと思っております。。。
↑こさかな演じるゆりあちゃん。もう可愛い。。。
話をとってもやや消化不良な点はあるものの、今回の高校生の一夏の物語が日向坂の輝きを描くのにとても相性が良く、面白い作品に仕上がっておりました。。。
↑役のアンサンブルも良かったと思います。。。
今回のBlu-ray BOXでは、本編に加えて本編より長い特典映像も盛り沢山です。本編が彼女たちの輝きを表しているのに対して、特典映像では等身大の彼女たちの姿が描かれております。涙あり笑いありの特典映像、、、必見でした!
色々述べてきましたが、何よりも日向坂メンバーが可愛く楽しく描かれるこの作品は素晴らしいの一言です。今後とも何回も見返したい作品です!
↑日向坂もう一つの夏の思い出ですね。。。
「人生は喪失の連続。でも…。」〜四月の永い夢
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などの新鋭・中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめる。ヒロイン・初海役に、ジブリ映画「かぐや姫の物語」で主人公の声を演じた朝倉あき。初海に恋する青年・志熊役を三浦貴大が演じる。
2017年製作/93分/G/日本 配給:ギャガ・プラス 以上、映画.comよりhttps://eiga.com/movie/87400/
映像全てが綺麗で落ち着いていて、監督の繊細で優しい目線が印象的な作品でした。中川監督は昨年の「わたしは光をにぎってる」も、今年の「静かな雨」も一歩引いた目線で起こる事象を撮影しながら、出演者への優しい目線が印象的な監督です。
わたしは光をにぎっている【Blu-ray】 [ 松本穂香 ]
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↑どちらも素晴らしい作品でした。出演者がみんな好きになる作品です。。
今回の朝倉さんと三浦さん二人の目線は、それらの作品と比較してもより近く優しく感じました。
何気ないシーンでも、涙が溢れてくるような作品です。
劇中で語られますが、人生は「喪失」の連続です。それでもそれは同時に新たな「想い」が産み出されるということだと思います。それこそ劇中の朝倉さんと三浦さんの関係のように。
「喪失」と同時に新たに産まれる「想い」に強い希望を感じた作品でした。。
今更ながら観て良かった作品です。個人的に大切な一本となりました。。今ならAmazonプライム・ビデオで観られますので、時間がある際には是非一度ご覧ください。。。
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↑サウンドトラックも欲しい。。。素晴らしい劇伴でした。。。
私のハマったお話「ラブライブ!~伝説のスクールアイドルμ's」
以前も語りましたが私は「ラブライブ!」というコンテンツが大好きです。昨日から「ラブライブ!」のアニメを観返しておりまして、改めて好きだなーと実感しておりました。
元々は「電撃G’s magazine」という雑誌で始まったメディアミックス企画で、漫画化、アニメ化、映画化のほか、演じる声優さんたちもライブを行うというてんこ盛りの企画です。
(ストーリー)
秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校、音ノ木坂学院は統廃合の危機に瀕していた。
学校の危機に、2年生の高坂穂乃果を中心とした9人の女子生徒が立ち上がる。
私たちの大好きな学校を守るために、私たちができること……。それは、アイドルになること!
アイドルになって学校を世に広く宣伝し、入学者を増やそう!
ここから、彼女たちの
↑公式HPよりhttp://www.lovelive-anime.jp/otonokizaka/prologue.html
個人的にアニメの中で一番好きな回は二期11話の「私たちが決めたこと」です。μ'sの終わり方を考える回です。。。
↑ファン必至の号泣回です。。
そして個人的には演じる声優さんたちが行うライブなくして、「ラブライブ!」は語れないでしょう。。
スタートは小規模のライブながら、ファイナルライブでは東京ドームでライブを行い、「紅白歌合戦」にも出演した文字通り「伝説」のグループです。
私が初参加したライブは4thライブです。。アイドル好きでもライブというものに触れてこなかった私にとって、虜になりました。。。
【試聴動画】ラブライブ!μ's →NEXT LoveLive!2014 〜ENDLESS PARADE〜 0209 Blu-ray&DVD
一度ファイナルを迎えたμ'sですが、先日の「ラブライブフェス!」で復活しました。現地で観た私は号泣したのを言うまでもありません。。
μ’s、約4年ぶりに9人集結 「Snow halation」で会場は“オレンジ色”に包まれる LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス
新曲も発売しております。これもエモい作品なので、必聴ですね。。。
【試聴動画】μ'sアニメーションPV「A song for You! You? You!!」
と、、ここまで語りながらもここまでは普通のファンだったと思うのです。。。
私はこの後を引き継ぐAqoursの沼にハマっていくことになります。。。それは次の機会に語ります。。。
全てを曝け出す人間は美しい!〜お嬢さん
「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督が、イギリスの人気ミステリー作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案に、物語の舞台を日本統治下の韓国に置きかえて描いたサスペンスドラマ。1930年代、日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた少女スッキは、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から、ある計画を持ちかけられる。それは、莫大な財産の相続権を持つ令嬢・秀子を誘惑して結婚した後、精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。計画に加担することにしたスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な叔父の上月と暮らす秀子のもとで、珠子という名のメイドとして働きはじめる。しかし、献身的なスッキに秀子が少しずつ心を開くようになり、スッキもまた、だます相手のはずの秀子に心惹かれていき……。秀子役を「泣く男」のキム・ミニが務め、スッキ役は無名の新人女優キム・テリをオーディションで抜擢。伯爵役は「チェイサー」のハ・ジョンウ、秀子の叔父・上月役は「最後まで行く」のチョ・ジヌンがそれぞれ演じた。
2016年製作/145分/R18+/韓国
原題:Ah-ga-ssi
配給:ファントム・フィルム 以上、映画.comよりhttps://eiga.com/movie/84952/
まず大前提としてこの映画の「変態性」に関しては絶賛しないといけないでしょう!個人的にはスタンティングオベーションです!!
映画で描かれる計算と金と力で動く男性たちと比較して、この映画で出てくる女性たちは文字通り「全て」を曝け出し、愛と本性で動きます。その美しさに感動です。
日本描写や出演者が使う日本語は上手いとは言えません笑。それでもそこがこの映画のキュートな部分だと思います。まあそこに納得できない方はいらっしゃると思いますが。。
個人的にはスッキ役のキム・テリが純朴さも含めてとにかくカワイイですね!!キム・テリは一昨年観た「1987、ある闘いの真実」でも唯一無二の存在感を示していたので、今後も大注目の女優さんですね。
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人間の「美しさ」というものを実感できる素晴らしい作品だと思います。。時間がある際にはぜひ。。。
人間の性、集まる〜狂覗 KYO-SHI
劇作家、演出家の宮沢章夫が1998年に発表した「14歳の国」をベースに、中学生たちにまつわる実際の事件などを盛り込み、教育現場で起こる事件に問題提起するミステリースリラー。中学校教師が瀕死の状態で発見され、その犯人が同校の学生である可能性が強まっていた。責任を押し付けられた科学教師の森は教師を招集し、体育の授業で生徒たちが教室に不在の中、秘密裏に抜き打ちの荷物検査を開始する。検査のため招集された4人の教師のひとり、国語教諭の谷野は森の教え子で、教師になってから事故をおこし、教職から遠ざかり、森の手によって職場復帰を果たしていた。5人の教師による荷物検査によって、教師の知らない中学生たちの現実、さらに教師たちの実態も明らかとなっていく中、容姿端麗で成績優秀な万田という女子生徒の知られざる顔が浮かび上がっていく。監督は「生き地獄」の藤井秀剛。
2017年製作/81分/日本 配給:POP 以上、映画.comよりhttps://eiga.com/movie/86974/
生徒たちの本性を知るため、体育の時間に先生たちが教室に乗り込み、持ち物検査を行うお話。やってることが倫理的に完璧アウトなのと、出てくる先生たちが一癖も二癖もある方たちののため、とにかく胸糞が悪いです(褒め言葉♫)
舞台になる教室も明らかになる生徒たちの姿は現在の社会の縮図のようなもので、とにかくリアルでした。
そして次から次へと判明する謎の少女「万田」と先生たちの姿。義心暗鬼、欲望、恐怖といった人間の性がどんどん展開を悪化させていきます。そしてその一人一人の関係性が最高潮になるクライマックス。起こっていることは最悪ですが、謎の爽快感がありました。
監督は藤井秀剛さん。初見の監督さんでしたが、海外でも受賞経験のある方だそうです。確かに低予算で荒々しい演出ですが、確実に力のあるだと思いました。
なまはげが追いかけてくる!?Jホラーとはひと味違う映画『超擬態人間』予告編
↑この作品も面白そう。。。
全体で80分程度なので観やすい作品だと思います。胸糞悪い作品ですが、腹に一撃を与えたいときは是非一度ご覧ください。。。