21世紀の女の子
「溺れるナイフ」の山戸結希監督が企画・プロデュースを手がけ、自身を含む1980年代後半~90年代生まれの新進女性映画監督15人がメガホンをとった短編オムニバス映画。「自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること」を共通のテーマに、各監督が1編8分以内の短編として制作。キャストには橋本愛をはじめ、「四月の永い夢」の朝倉あき、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の石橋静河ら実力派女優陣が集結した。2018年・第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門の特別上映作品では、インターナショナル版が上映されている。2019年製作/117分/PG12/日本
配給:ABCライツビジネス
以上 映画.comよりhttps://eiga.com/movie/88916/
AmazonPrimeにて期間限定で公開中ということで鑑賞。劇場公開時はタイミング悪く観に行けなかった作品。
若手女性監督の見本市。確実にこの中の数人は日本映画を背負って立つんだろうなと思います。内容的にはやっぱり好みもあるけど、作品差がある印象です。個人的に大好きだった3作品を挙げます。
①「out of fashion」 監督:東佳苗 主演:モトーラ世里奈
ファッションの学校に通う女の子の挫折と一歩踏み出すお話。モトーラさんは「少女邂逅」でもそうだけど、一人でスクリーンを独占できるパワーをもったお方だと思います。そして、それをしっかりと作品に落とし込めてる東監督も素晴らしいです。
失恋と出会いのお話。「脱脱脱脱17」の松本監督は希望に溢れるお話を描くのが得意ですね。それと光量が強い画がお話とマッチしてよかったです。
③「離ればなれの花々へ」 監督:山戸結希 主演:唐田えりか
正直別格です。。。こんな短時間の作品で希望に溢れて、感情を揺さぶる作品は。。。21世紀の女の子をラストを締めくくるのに相応しい作品でした。