鬼談百景 人が呪われるということ
人気作家の小野不由美が手がけた怪談集「鬼談百景」から、選りすぐった10話を映像化。同じく小野原作の「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」の映画化を手がけた中村義洋監督がメガホンをとったエピソード「追い越し」のほか、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の白石晃士、「劇場版 零 ゼロ」の安里麻里、「ほんとにあった!呪いのビデオ」の岩澤宏樹、「劇場版 稲川怪談 かたりべ」の大畑創、「パズル」の内藤瑛亮というホラーやサスペンスを得意とする監督たちにより、合計10話の物語が描かれる。ネット配信のほか、「鬼談百景」の姉妹編とも言われている「残穢」の映画公開を記念し、2016年1月23日に一夜限定のイベントで上映。
2015年製作/日本 以上、映画.comよりhttps://eiga.com/movie/83637/
実はホラーで悪い人たちが怖い目にあう作品はあんまり怖くなかったりします。それは悪い人たちが例えば呪われたりしたとしても、それは「その人たちが悪かったからでは?」という想いが頭をよぎるからです。。
本当に怖いやつは「普通の人」が呪われることです。。今回の「鬼談百景」の10話はどれも「怖いやつ」でした。
10話の中でも特に怖かったのは大畑監督「赤い女」と内藤監督「続きをしよう」です。
「赤い女」
「赤い女」の話をしただけで、呪われるという怖さ。
そしていきなり走って現れる赤い女のビジュアルといい、怖すぎます。。
仲が良いようで、その実を伴っていないような女子高生の関係性のリアルもこの話の不気味さを醸し出しています。
「続きをしよう」
子どもたちの無邪気で無自覚な遊びが呪いを産み出すお話。
意味もなく痛々しい怪我をして、一人ひとりいなくなっていくのは怖い。。
そして最後に現れる「奴」の不気味さといい、とにかく怖すぎる作品でした。。。
この他の作品もどれも不気味さが溢れる作品でした。今も鳥肌を立てながらこのブログを書いています。
どれも短編の作品なので、時間がある際にはぜひ。。。
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↑今回の作品の兄弟作品のようです。。。こっちも観たい。。。